膀胱がん治療の免疫療法の症例・実績

症例

症例・男性

膀胱がん(ステージ4)

男性・64歳

血尿が多いですが、無症状のまま、検診の尿潜血検査で見つかることもあります。

治療までの経緯

血尿があり、近くの病院を受診したところ、膀胱がんが見つかりました。手術を行いましたが、すぐにリンパ節転移が見つかり、放射線や抗がん剤治療を行いました。しかし、がんは全く小さくならず、主治医より二ボルマブ(抗PD-1抗体)などを用いた免疫療法を勧められ、当院を受診しました。

治療内容と経過

治療内容

アクセル+ブレーキ療法 10回
がん免疫療法(NK・T細胞投与)+ニボルマブ(抗PD-1抗体)+イピリムマブ(抗CTLA-4抗体)投与

経過

10回治療した時点でもCEAは上昇し、がんは大きくなっていました。患者さんは非常に落胆し、地元に帰られましたが、その3ヵ月後のPET-CTでがんは消失していました。1年以上経過した現在も再発なく、がんは消失したままです。

考察

膀胱がんを含む尿路上皮がん(腎盂がんや尿管がんなど)に当院のアクセル+ブレーキ療法は効果が高い印象があります。実際本ケースのように、手術や抗がん剤、放射線治療で消えなかったがんが、免疫療法で消える場合もあります。注目していただきたいのが、がんが消えたのが治療終了後3ヵ月後であることです。このように二ボルマブ(抗PD-1抗体)などの免疫薬は、遅れて効いてくることがあります。また、投与終了時にがんが一時大きくなっていました。これを疑陽性現象といい、これも二ボルマブ(抗PD-1抗体)などの免疫薬ではよく見られる現象です。このように免疫療法では医師の経験値が重要になることもあります。

がん免疫療法(治療)の 湘南メディカルクリニック