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阿部吉伸医師インタビュー

阿部吉伸医師インタビュー

果敢なチャレンジがあるからこそ、
医療は前進する

心臓外科医時代から、
未開の領域へ挑んできた

小松:阿部先生の「アクセル+ブレーキでがんを滅ぼす免疫療法」を拝読いたしました。先生は、なぜ、こういった新しいがん治療方法に取り組もうと考えられたのでしょうか。

阿部:僕は、もともとは胸部外科が専門で、胸部外科の学会認定医として25年間、大学病院などで数多くの食道がんや肺がんの患者さんを手術し、治療してきました。その中で、常々がん治療には疑問を持っていました。僕が病棟で肺がんの患者さんを見ていると、手術してもすぐ転移して、抗がん剤も効かなくて、最後はがりがりに痩せて、亡くなってしまうという方が多い。もっと何か患者さんを笑顔に、元気にする方法はないのか、とね。

小松:がん治療というのは、ご自身の中で1つのテーマだったのですね。

阿部:今、不治の病といわれている代表ががんではないでしょうか。他は、たとえば心筋梗塞、脳卒中、それこそ結核で亡くなる人なんて今はいないですし、いい薬が出て、いい治療法があるのに、がんだけは死亡率が全然下がっていない。今や日本人は2人に1人ががんになって、3人に1人はがんで亡くなる時代です。しかも、超高齢者社会になって、もっとがん患者が増える。そんな中、75歳以上のがん患者さんには、抗がん剤を投与しないようにしようかとか……要は治療をしないという論議まで出てきているのです。けれども医師としては、やはり治療を希望される方に、自由診療で多少費用はかかっても、ちゃんとした治療を、しかも副作用がなるべく少なくて効果が高いような治療を提供したい。そこで第4の治療として、免疫治療に注目したのです。

小松:そしてここ、湘南メディカルクリニック新宿院の院長になられた。

阿部:そうです。

小松:先生は、パリへの留学経験がおありですよね。それは心臓血管外科医としてでしょうか。

阿部:はい。もともと僕は心臓外科医が希望で、医学博士の学位をとったのは、心臓移植の研究でした。日本ではまだ心臓移植が開始されていませんでしたが、日本で心臓移植が始まったら、きっとこういう研究も役立つんじゃないかと。ですから実際に手術を見て、経験もしたかったのです。パリから郊外にヘリコプターでドナーの心臓を取りにいって帰ってくる、そういう体験もしました。

小松:心臓の移植をやりたいと思ったのには、何か理由がおありになったのですか?

阿部:心臓外科医になりたい、それに対する理由は特にないんですけれど……。その当時、心臓移植が未開の領域だったから、ということが大きかったかもしれません。それも自分が研究したいと思ったら、やっているところに行かないといけない。それで、フランス語もあまりわからないままパリに行ったんです。

小松:それで日常生活では、お困りにならなかったのですか。

阿部:そうですね、手術では英語も使っていましたが、看護師や病院スタッフなどは、普通にフランス語を話しますから、戸惑うことはありましたね。ところが、半年くらいしたときに耳が慣れてきたんでしょうね。テレビをつけたら、ちょうどのその当時、ミッテラン大統領が前立腺がんになって入院したという報道がされていたんです。それで、「大統領、入院したらしいね」と嫁さんに言ったら「あなた、今のニュースわかったの?!」って。

小松:そういうことは、本当にあるんですね。

阿部:ある日突然、何か舞い降りたようにフランス語がわかるようになって、それから話せるようになったんです。でも結局ちゃんと勉強をしていないので、新聞は読めないです(笑)。

鉄の意志の源泉は、柔道にあり

小松:日本では未開の領域を、言葉もままならない土地で研究しようという果敢なチャレンジ精神は、どこで培われたのでしょう。子どもの頃からですか?

阿部:そうですね。ずっと柔道をやっていたので、そのせいかもしれません。出身が富山県で、小杉中学、小杉高校でした。小杉というところは、金メダル選手を輩出したこともあって、柔道のメッカなんです。僕自身、中学校2年生のときに、日本一になっているんですよ。

小松:……ということは、オリンピックもめざすくらいの選手だったのですか?

阿部:ジュニアのオリンピック強化指定選手だったんですよ。日の丸をつけて、韓国遠征に行ったこともあります。世代としては、古賀稔彦選手。僕が高校生当時「古賀っていう、むちゃくちゃ強い中学生がいる」と話題になっていました。古賀選手のお兄さんが僕と同級生です。高校の卒業アルバムには、山下泰裕さんが載っています。僕をスカウトしに来てくれたんです。

小松:それはすごいことではないですか! でも、オリンピック選手候補だったのに医学部に進学したのは、どういう理由でございますか。

阿部:僕はオリンピックに行きたいと中学校から6年間、一生懸命柔道をやっていたんです。けれど、オリンピック選手になるには、自分の学年の前後2年、合計4年でトップにならなければならない。高校3年生のインターハイというのが、僕らの最高の大会なんですけど、そこで、古賀のお兄さんに予選で引き分けてしまって、結局、学年でベスト8くらいでした。この成績では、もうオリンピックには行けない。自分には才能がないと思って、諦めたんです。ただ、これが子ども心の変なプライドなんですけれど、「阿部はつらい柔道から逃げて、楽な方向に行った」って言われるのが、すごく嫌だったんです。

小松:それで、ドクターコースに?

阿部:はい。医師になれば「阿部はがんばって勉強していたんだ」って言ってもらえるなって思って。本当に血尿が出るくらい、1日の睡眠時間もギリギリまで削って勉強をしたんです。

小松:18歳から勉強して、それで医学部に受かったんですか。

阿部:受かりました。しかも、僕が通っていた富山県立小杉高校は、ほぼ柔道の学校なので医学部に行く人は僕しかいなかった。それで、翌年から母校の入学式で「君らもがんばったら、医学部に行けるから、がんばりなさい」と、校長先生がしばらく言い続けたという話は聞いています。昔は大学に合格すると地元富山の北日本新聞に名前が出たものでした。僕は「医に一本勝ち」と書かれて、写真も載ったんですよ(笑)。

小松:すごいですね。

阿部:僕は、「やる」って決めたらやる人間なので。実は、この「アクセル+ブレーキ療法」をやりたいと思ったときに、1回、厚生労働省から、「NKT細胞投与の免疫療法と、ヤーボイ、オプジーボを併用するのは、危険だから一緒にやらないように」と、慎重投与という通達が来たんです。そのとき、相川から「NKだけにしようか」と言われたんです。でも僕はこの治療が絶対にいいと確信していたので、「いや、先生、僕は医師免許、自分の医師生命をかけてもやりたいです」と言ってはじめたんです。それで、今に至っているんです。

小松:心臓血管外科医として手術の日々を送っていらしたわけですが、がんの免疫治療に取り組むことになられた。ずいぶんと違った環境になったのではありませんか。

阿部:みんなそうでしょうけど、外科医がメスを置くって、なかなか勇気がいるというか、大きな決断なんですよ。手術が好きだから外科医になっているわけですが、それを、あえて置いてでも「やりたい!」と思ったのが、免疫治療でした。いったん決めたことは、とことんやってみないと気がすまない質なんです。パリに行ったのも、心臓移植が日本で始まったらパイオニアになりたいという気持ちがあってのことです。僕は、何かやってみないと、絶対に波紋は広がらない、進歩しないと思っています。たとえば、鉄の管をはじめて飲んだ人がいるから胃カメラが発達しているし、はじめて自分の体にカテーテルを入れた人がいるから、カテーテル治療が進化してきた。免疫治療に取り組んだのも、アクセル+ブレーキ療法を考案したのも、それと同じです。未開な分野でも、果敢なチャレンジを積み重ね実証することで、医療は前に進むのです。

※本インタビューにおいて、掲載されている施設への受診及び治療を推奨するものではありません。

聞き手:ノンフィクション作家 小松成美

【経歴】

真摯な取材、磨き抜かれた文章には定評があり、数多くの人物ルポルタージュ、スポーツノンフィクション、インタビュー、エッセイ・コラム、小説を執筆。

第一線で活躍するノンフィクション作家。

1962年、神奈川県横浜市生まれ。日本大学藤沢高等学校卒業。専門学校で広告を学び、1982年毎日広告社へ入社。放送局勤務などを経たのち、作家に転身。

生涯を賭けて情熱を注ぐ「使命ある仕事」と信じ、1990年より本格的な執筆活動を開始する。

 

こちらはがん免疫療法(NK・T細胞投与)がん免疫療法(NK・T細胞投与)関連ページでございます。湘南メディカルクリニックは、世界に先駆けて、アクセル+ブレーキ療法®に基づく新しい概念の免疫療法を行っております。この新・免疫療法で治療手段がないと言われた患者様にも希望の光を当てることが当院の強みでございます。なお、こちらのサイトでは、がん毎の治療、再発予防、治療効果、費用治療実績など、がん治療関連最新情報のページも用意しておりますので、ご覧ください。

 

 

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