ニボルマブ (抗PD-1抗体)、抗がん剤との併用を模索

ニボルマブ(抗PD-1抗体)、抗がん剤との併用を模索

【2017年02月20日】
小野薬品工業の相良暁社長は2017年2月15日、ニボルマブ(抗PD-1抗体)の薬価が今月1日に半額となったことについて、基本的に異存はないものの、2018年4月の薬価改定での引き下げを予想していたことから少し計算が狂ったとし、17年度業績に影響を及ぼす可能性もあるとの見通しを示しました。
ただ同剤の寄与で売上高、営業利益ともに右肩上がりのため、ようやく新たな成長軌道に乗せることができるのではないかとも述べました。大阪市内で開かれたメディカル ジャパンの講演で言及したものです。

また、患者数が少ない悪性黒色腫の適応で薬価収載を受け、その後、非小細胞肺がんの適応を追加したことに対し、薬価制度を悪用しているとの見方があるとし、こういう誤解が一部あるのは極めて残念であるとも発言しました。
新たな治療法が待ち望まれていた疾患であることと、探索試験で得られた科学的根拠を基に開発を決めたと説明した上で、これからも真摯に仕事をしていけば誤解は解けていくのではないかとの期待を寄せました。

このほかニボルマブ(抗PD-1抗体)の価値最大化に向け、適応がん種の拡大、治療ラインの拡大、併用療法の開発、バイオマーカーの探索に取り組んでいることを紹介しました。中でも併用療法の開発については、ニボルマブ(抗PD-1抗体)と非常に相性の良い抗がん剤を見つけて治療効果を高めることができそうなので、探索的にどんどん行っていると話しました。

ニボルマブ(抗PD-1抗体)とイピリムマブ(抗CTLA-4抗体)、あるいは抗がん剤など、他の薬剤との併用療法が広がっていく見込みです。

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監修医師紹介

阿部 吉伸 医師

湘南メディカルクリニック新宿院

院長阿部 吉伸医師

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【備考】
日本外科学会永久認定医
日本胸部外科学会永久認定医
心臓血管外科専門医(2004~2009)
下肢静脈瘤血管内レーザー焼灼術実施医
日本癌治療学会会員
日本心臓血管外科学会国際会員
日本胸部外科学会正会員
日本脈管学会会員
日本静脈学会会員
日本血管外科学会会員
日本再生医療学会会員
医学博士

経歴
1990年国立富山医科薬科大学医学部卒
富山医科薬科大学病院第一外科入局(胸部・心臓血管外科・一般消化器外科)
1994年国立富山医科薬科大学大学院卒・医学博士
胸部外科認定医取得(食道・肺・心臓外科)
1992年
~1994年
パリ第12大学アンリーモンドール病院心臓外科留学
1997年国立金沢病院心臓血管外科勤務
2004年パキスタン、トルコ、ミャンマーの日本大使館に外務省参事官兼医務官として8年間海外勤務。
2012年新宿血管外科クリニック 院長
2015年湘南メディカルクリニック新宿院 院長
株式会社シーオーメディカル顧問医就任

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