悪性度検査

悪性度検査

【2015年5月15日】
簡単な検査で転移するかがわかる!?

腎細胞がんの悪性度をこれまでよりも高い確度で診断する方法を、国立がん研究センターが開発しました。細胞中の遺伝子に、特定の物質がどれだけあるかを測定することで、再発や転移のリスクを予測できるそうです。3年後の実用化を目指しているとのこと。
他のがんにも応用できる可能性があります。

腎細胞がんは、腎臓の尿細管の細胞にできるがんで、日本では毎年約1万5千人以上が発症しています。早期発見できれば手術で約8割は完治しますが、約2割は悪性度が高く、転移や再発を起こしやすいがんです。

通常は、画像検査や手術で摘出した組織を顕微鏡でみて、悪性度を判断しますが、予後の予測は非常に難しく、軽度と判定されたあとに、転移や再発する人も少なくありませんでした。

遺伝子に特定の物質がつき、たんぱく質が作られる量を調節する「メチル化」に注目し、腎細胞がんの組織の遺伝子の特定の場所でのメチル化の割合を機械で測定することで、悪性度を予測できました。

この基準で悪性度が高いと判定されたグループは、そうでないグループに比べ、統計的に再発の危険度は10.6倍、死亡は75.8倍高まったそうです。

現在は手術で組織を摘出する必要がありますが、将来的には血液や尿を使って、がんの悪性度や予後を調べられる可能性もあります。

再発や転移を予測することで、それぞれの人に合った治療を早くから開始できます。他の臓器のがんでも、実用化が待たれます。簡単な検査で転移や再発するがんかどうかが、分かる様になるといいですよね。

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監修医師紹介

阿部 吉伸 医師

湘南メディカルクリニック新宿院

院長阿部 吉伸医師

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【備考】
日本外科学会永久認定医
日本胸部外科学会永久認定医
心臓血管外科専門医(2004~2009)
下肢静脈瘤血管内レーザー焼灼術実施医
日本癌治療学会会員
日本心臓血管外科学会国際会員
日本胸部外科学会正会員
日本脈管学会会員
日本静脈学会会員
日本血管外科学会会員
日本再生医療学会会員
医学博士

経歴
1990年国立富山医科薬科大学医学部卒
富山医科薬科大学病院第一外科入局(胸部・心臓血管外科・一般消化器外科)
1994年国立富山医科薬科大学大学院卒・医学博士
胸部外科認定医取得(食道・肺・心臓外科)
1992年
~1994年
パリ第12大学アンリーモンドール病院心臓外科留学
1997年国立金沢病院心臓血管外科勤務
2004年パキスタン、トルコ、ミャンマーの日本大使館に外務省参事官兼医務官として8年間海外勤務。
2012年新宿血管外科クリニック 院長
2015年湘南メディカルクリニック新宿院 院長
株式会社シーオーメディカル顧問医就任

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