抗PD-L1抗体と抗CTLA-4抗体の併用治験を強化

抗PD-L1抗体と抗CTLA-4抗体の併用治験を強化

【2016年10月28日】
アストラゼネカ社は2016年10月25日、抗PD-L1抗体、デュルバルマブについて、単剤療法の分野では競合他社に先行されているため、追いつくためには併用療法が鍵となるとし、同じく自社で開発中の抗CTLA-4抗体、トレメリムマブとの併用療法の承認を早期に取得することで巻き返しを図る考えを示しました。

デュルバルマブ(単剤)は国内外で臨床第3相(P3)試験の段階にあります。トレメリムマブとの併用療法については、非小細胞肺がん(NSCLC)、頭頸部がん、膀胱がんのファーストライン治療などの適応取得を目指し、日本人を含むグローバルP3試験を進めています。併用療法については、単剤療法と同等、もしくはより良い結果が出て、より多くの患者を助けるのではないかという想定を持って開発を進めています。

免疫チェックポイント阻害剤はPD-L1の発現が多い患者でよく効くことは分かっていますが、発現が多い患者は10~20%程度です。低・非発現の患者の治療をどうしていくかが今後の課題であり、併用療法によって低・非発現の患者にも貢献したい考えです。併用療法について、悪性黒色腫の適応は他社が先行していますが、それ以外の領域は当社が先行しているとのことです。

ニボルマブ(抗PD-1抗体)とイピリムマブ(抗CTLA-4抗体)の併用のみならず、今後は抗PD-L1抗体とイピリムマブ(抗CTLA-4抗体)の併用も有力な選択肢となりそうです。

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監修医師紹介

阿部 吉伸 医師

湘南メディカルクリニック新宿院

院長阿部 吉伸医師

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【備考】
日本外科学会永久認定医
日本胸部外科学会永久認定医
心臓血管外科専門医(2004~2009)
下肢静脈瘤血管内レーザー焼灼術実施医
日本癌治療学会会員
日本心臓血管外科学会国際会員
日本胸部外科学会正会員
日本脈管学会会員
日本静脈学会会員
日本血管外科学会会員
日本再生医療学会会員
医学博士

経歴
1990年国立富山医科薬科大学医学部卒
富山医科薬科大学病院第一外科入局(胸部・心臓血管外科・一般消化器外科)
1994年国立富山医科薬科大学大学院卒・医学博士
胸部外科認定医取得(食道・肺・心臓外科)
1992年
~1994年
パリ第12大学アンリーモンドール病院心臓外科留学
1997年国立金沢病院心臓血管外科勤務
2004年パキスタン、トルコ、ミャンマーの日本大使館に外務省参事官兼医務官として8年間海外勤務。
2012年新宿血管外科クリニック 院長
2015年湘南メディカルクリニック新宿院 院長
株式会社シーオーメディカル顧問医就任

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