末期肺がんの症状

末期肺がんの症状

がんには末期という言葉があります。この言葉は患者さんにも、その家族にも医療者にも簡単に使える言葉ではありません。末期、その意味ははかなく、絶望を与えます。

実際、がんの末期とはどういった状態なのでしょうか?

肺がんの末期とはどんな状態?

実は、「がんの末期」の明確な定義はありません。おおまかには、治療も難しく、以前の日常生活ができないほど身体が蝕まれている状態と考えていいと思います。

これとは別にがんにはステージという分類があります。一番重症にあたるステージ4と末期がしばしば同一視されがちです。ステージ4とは基本的にはがん細胞が他の臓器へ転移している状態ですので、確かにがんの状態は進行しています。しかし、ステージ4でも決して以前のような日常生活が送れないわけでもなく、普通に働いていたり、いつものように運動したりしている方もいます。

また、ステージ4でも治療することはできますし、治療がうまくいって、いつもと変わらない生活をずっと続けている人もいます。

それでは、末期の状態の肺がんではどんな症状が出るのでしょうか?

症状で肺がんの末期はわかる?

肺がんになると出現する症状は上で説明しましたが、肺がんが末期になったときの症状は基本的にそれらが非常に強くなったものになります。例えば、それまでは軽い息苦しさ程度で済んでいたのに、酸素吸入をしていても息苦しくなるようなことが起こります。

上に挙げた症状以外には、以下の症状にも注意が必要になります。

  • 何をしていても、ひどいだるさ(倦怠感)が感じられる
  • 食べても食べても体重がどんどん減っていく
  • 身体がひどくむくんでくる
  • 意識がもうろうとする

これらの4つの症状は、いずれもがんが進行し、身体のバランスが乱れてしまっている状態です。この状態になると体重が減ることに対して点滴で栄養をとっても、栄養を吸収できないどころか、点滴で体に入ってきた水分が血管の中に保てなくなり、むくみ(浮腫)がひどくなってしまいます。

また、栄養状態が悪くなっているのでさらに食事をとる元気もなくなってしまい、全身状態はどんどん悪化してしまいます。この状態になると回復することは難しいことが多いですが、それでも苦しい思いを和らげることはできます。つらい状態を上手に和らげるために、緩和治療を行うこととなります。

では、肺がんが末期となった場合は、どうすればいいでしょうか?

肺がん末期の症状が出たらどういった準備をすればいい?

肺がんが末期の状態になると、残念ながら抗がん剤が効かない、手術ができないなどと診断されるケースが多く、治療が難しくなります。しかし、近年、高い効果が期待できるがん免疫療法も開発されており、化学療法や放射線療法のような副作用もなく、体力が弱っている患者さんや末期のがん患者さんでも、体力が向上し、また完治さえ目指せる可能性のある治療法です。

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監修医師紹介

阿部 吉伸 医師

湘南メディカルクリニック新宿院

院長阿部 吉伸医師

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【備考】
日本外科学会永久認定医
日本胸部外科学会永久認定医
心臓血管外科専門医(2004~2009)
下肢静脈瘤血管内レーザー焼灼術実施医
日本癌治療学会会員
日本心臓血管外科学会国際会員
日本胸部外科学会正会員
日本脈管学会会員
日本静脈学会会員
日本血管外科学会会員
日本再生医療学会会員
医学博士

経歴
1990年国立富山医科薬科大学医学部卒
富山医科薬科大学病院第一外科入局(胸部・心臓血管外科・一般消化器外科)
1994年国立富山医科薬科大学大学院卒・医学博士
胸部外科認定医取得(食道・肺・心臓外科)
1992年
~1994年
パリ第12大学アンリーモンドール病院心臓外科留学
1997年国立金沢病院心臓血管外科勤務
2004年パキスタン、トルコ、ミャンマーの日本大使館に外務省参事官兼医務官として8年間海外勤務。
2012年新宿血管外科クリニック 院長
2015年湘南メディカルクリニック新宿院 院長
株式会社シーオーメディカル顧問医就任

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