抗PD-L1抗体、化学療法併用で生存期間延長、肺がん1次治療で
【2018年4月13日】
スイス・ロシュ社は2018年3月28日、
アテゾリズマブ
(抗PD-L1抗体)アテゾリズマブ
(抗PD-L1抗体)と化学療法の併用療法に関する臨床第3相試験(IMpower131試験)で、進行扁平上皮非小細胞肺がん1次治療での無増悪生存期間(PFS)が化学療法のみの患者と比べて延長したとする中間解析結果を発表しました。
同試験は、化学療法未実施のステージIVの扁平上皮非小細胞肺がん患者を対象に、▽A群=アテゾリズマブ
(抗PD-L1抗体)アテゾリズマブ
(抗PD-L1抗体)+カルボプラチン+パクリタキセルの併用▽B群=アテゾリズマブ
(抗PD-L1抗体)アテゾリズマブ
(抗PD-L1抗体)+カルボプラチン+ナブ パクリタキセル▽C群=カルボプラチン+ナブ パクリタキセル―の3群に割り付けて有効性・安全性を検証したものです。主要評価項目は、B群対C群間のPFSと全生存期間(OS)の2つです。
OSに関しては現段階では延長は認められず、試験を継続しています。B群対C群間のOSの延長が認められた場合には、A群対C群のPFS、OSの解析を実施する計画です。
抗PD-L1抗体と抗がん剤との併用療法も広がりを見せています。
当院で受けることが出来る免疫チェックポイント阻害剤
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ニボルマブ(抗PD-1抗体)ニボルマブ(抗PD-1抗体)
ニボルマブ(抗PD-1抗体)ニボルマブ(抗PD-1抗体)とは?
がん免疫療法(NK細胞投与)がん免疫療法(NK細胞投与)と併用し免疫機能を高めるニボルマブ(抗PD-1抗体)ニボルマブ(抗PD-1抗体)の点滴治療
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イピリムマブ(抗CTLA-4抗体)イピリムマブ(抗CTLA-4抗体)
イピリムマブ(抗CTLA-4抗体)イピリムマブ(抗CTLA-4抗体)とは?
CTLによるがん(細胞)の破壊する働きを助ける免疫チェックポイント阻害剤
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2種類の免疫チェックポイント阻害剤の併用療法
免疫チェックポイント阻害剤併用療法とは?
ニボルマブ(抗PD-1抗体)ニボルマブ(抗PD-1抗体)+イピリムマブ(抗CTLA-4抗体)イピリムマブ(抗CTLA-4抗体)併用がん免疫療法(NK細胞投与)がん免疫療法(NK細胞投与)でがんの治癒率が飛躍的に伸びる可能性があります。
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アクセル+ブレーキ療法®コラム
免疫療法のアクセル+ブレーキ療法®とは?
従来の各種免疫細胞の活性化(アクセル)と、がん細胞の反撃を抑える免疫チェックポイント阻害剤(ブレーキ)を併用した新しい治療

湘南メディカルクリニックによる
あきらめないがん治療
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