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がんのウイルス療法とニボルマブ(抗PD-1抗体)ニボルマブ(抗PD-1抗体)の併用療法の治験開始

がんのウイルス療法とニボルマブ(抗PD-1抗体)の併用療法の治験開始

 

【2016年08月29日】

オンコリスバイオファーマ社は、腫瘍溶解ウイルスのテロメライシン(開発番号=OBP-301)と免疫チェックポイント(CP)阻害剤の併用療法について検証に乗り出しました。肝臓がん、食道がん、メラノーマの臨床試験を近く開始する予定です。
腫瘍縮小効果のみならず、バイオマーカーや遺伝子も調べ、実用化の可能性を探ります。2017年中には中間結果が出る見通しです。有望なデータを得られれば、CP阻害剤を持つ製薬企業に売り込む予定です。


テロメライシンは風邪のウイルスであるアデノウイルスを改変したものです。正常細胞は殺さず、がん細胞だけを殺傷するため、副作用が少ないがん治療薬として期待されています。また、がん幹細胞の殺傷効果も狙えます。


ウイルス療法は、CP阻害剤など免疫療法との併用による相乗効果も期待されています。ウイルスが、がん細胞を破壊する際にがん抗原が提示され、Tリンパ球の攻撃力が高まると考えられているからです。CP阻害剤は免疫の増強作用が重要な薬剤です。ウイルス療法は化学療法や血管新生阻害剤などと比べ、CP阻害剤との相性が良いとみています。


ウイルス療法への関心は高まっています。海外では米アムジェン社がヘルペスウイルスを改変したメラノーマ治療薬「T-VEC」を開発し、米メルク者と提携し、欧米で発売しました。
CP阻害剤などの免疫療法を持つ製薬企業は多いです。オンコリスバイオファーマ社はウイルス療法のパートナーを決めていない20以上の製薬企業に提携を持ち掛けています。各社の反応は、CP阻害剤とウイルス療法の併用効果を臨床で見たい、という答えが多かったため、来年の中間データを取ることになったようです。
テロメライシンとアクセル+ブレーキ療法®、がん免疫療法(NK・T細胞投与)がん免疫療法(NK・T細胞投与)ニボルマブ(抗PD-1抗体)ニボルマブ(抗PD-1抗体)イピリムマブ(抗CTLA-4抗体)イピリムマブ(抗CTLA-4抗体)でがんが消える可能性が高まると思われます。


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監修医師紹介

阿部 吉伸 医師
湘南メディカルクリニック新宿院
院長 阿部 吉伸 医師

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【備考】
日本外科学会永久認定医  日本胸部外科学会永久認定医
心臓血管外科専門医(2004~2009)
下肢静脈瘤血管内レーザー焼灼術実施医  日本癌治療学会会員
日本心臓血管外科学会国際会員
日本胸部外科学会正会員  日本脈管学会会員  日本静脈学会会員
日本血管外科学会会員  日本再生医療学会会員  医学博士
経歴
1990年 国立富山医科薬科大学医学部卒
富山医科薬科大学病院第一外科入局(胸部・心臓血管外科・一般消化器外科)
1994年 国立富山医科薬科大学大学院卒・医学博士
胸部外科認定医取得(食道・肺・心臓外科)
1992年~1994年 パリ第12大学アンリーモンドール病院心臓外科留学
1997年 国立金沢病院心臓血管外科勤務
2004年 パキスタン、トルコ、ミャンマーの日本大使館に外務省参事官兼医務官として8年間海外勤務。
2012年 新宿血管外科クリニック 院長
2015年 湘南メディカルクリニック新宿院 院長
株式会社シーオーメディカル顧問医就任

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