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がん治療情報コラム

<アクセルだけの免疫療法では、がんは消えにくい>

 

従来のがん免疫療法は免疫細胞の活性を高めるのみで、いわばアクセル作用だけ強化するがん免疫療法でした。私も1000例以上の経験がありますが、がんは縮小しても消えることはなかなか難しいのが現状でした。

昨年9月に私が考案し導入した「アクセル+ブレーキ療法®」は、導入後9カ月が経過し、300例以上の方に投与を行いました。その結果、確実にがんが消える可能性が高まっています。

新たに加えた「ブレーキがん免疫療法」とは何か。これは、2014年に発売された免疫チェックポイント阻害剤を併用するものです。免疫チェックポイント阻害剤で最初に発売されたのがニボルマブ
(抗PD-1抗体)
オプジーボ・
ニボルマブ
(抗PD-1抗体)
です。抗PD-1抗体とも言います。

がんを攻撃するT細胞の緊急停止ボタン

免疫細胞であるT細胞にはPD-1という免疫チェックポイント部位があります。私はよく電車などの「緊急停止ボタン」に例えて説明しています。T細胞はPD-1を刺激されると、緊急停止ボタンを押された電車のように、緊急停止してしまいます。
なぜ、こんなものがついているのかというと、免疫細胞は時々誤認して、自分の正常細胞を攻撃し、自己免疫疾患(代表例が慢性関節リウマチなど)を作ってしまいます。その際に緊急停止できるよう制御できる機能がついているわけです。このことは15年以上前からわかっていました。

近年、がん細胞がそのリガンドであるPD-L1という、いわば「緊急停止ボタンを押す腕」を作り、免疫細胞の攻撃を回避していることが分かりました。

この「腕」を使えなくする抗体がニボルマブ
(抗PD-1抗体)
オプジーボ・
ニボルマブ
(抗PD-1抗体)
なのです。
イメージとすれば、「緊急停止ボタンのカバー」でしょうか。とにかくがん細胞が持つPD-L1を使えなくし、緊急停止ボタンを押させなくするものだと思って頂ければいいと思います。

 

ニボルマブ
(抗PD-1抗体)
オプジーボ・
ニボルマブ
(抗PD-1抗体)
により回避できない免疫細胞の攻撃

つまり、がん患者様にニボルマブ
(抗PD-1抗体)
オプジーボ・
ニボルマブ
(抗PD-1抗体)
を投与するとがん細胞は免疫細胞からの攻撃を回避できなくなります
。ここに初めてがん免疫療法を強化するアクセル作用を加えると、効率よくがんが死滅する、という理論が「アクセル+ブレーキ療法®」の根幹です。
ここまでお読みになった方は、なぜアクセルだけのがん免疫療法が効きにくいのか、お気づきになったのではないでしょうか。


つまり、どれだけアクセルをふかしても=免疫細胞を活性化させたとしても、がん細胞が持つPD-L1の腕を使えなくしない限り、免疫細胞は活性を失い停止してしまうのです。
それではがんが消える訳はありません。がん免疫療法において、アクセルとブレーキは併用しないと意味がないのです。

阿部医師のがん治療に対する想い

当院の300例以上の投与経験からさまざまながんに対し、多くの治験結果でもニボルマブ
(抗PD-1抗体)
オプジーボ・
ニボルマブ
(抗PD-1抗体)
単独で奏効率は20~30%、ニボルマブ
(抗PD-1抗体)
オプジーボ・
ニボルマブ
(抗PD-1抗体)
イピリムマブ
(抗CTLA-4抗体)
ヤーボイ・
イピリムマブ
(抗CTLA-4抗体)
で50%~60%ですが、 当院のがん免疫療法(NK細胞投与)NK・T細胞療法ニボルマブ
(抗PD-1抗体)
オプジーボ・
ニボルマブ
(抗PD-1抗体)
投与では約50%
がん免疫療法(NK細胞投与)NK・T細胞療法ニボルマブ
(抗PD-1抗体)
オプジーボ・
ニボルマブ
(抗PD-1抗体)
イピリムマブ
(抗CTLA-4抗体)
ヤーボイ・
イピリムマブ
(抗CTLA-4抗体)
で約70~80%
、がんが消える確率・可能性が高まります。



私ががん患者であれば、自分のがんを消してくれる可能性が50%以上ある治療がこの世に存在するのであれば、是非、やってみたいと思いますし、自分ががんになったら絶対にこの治療を受けますそんな強い思いで皆さんにもいつもお勧めしています。

今後も、自分が考案したこのアクセル+ブレーキ療法®を、真摯に、そして地道に現在のたゆまない努力を継続しつつ、世に広げていきたいと思っています。

 

 

当院で受けることが出来る免疫チェックポイント阻害剤

  • ニボルマブ
    (抗PD-1抗体)
    オプジーボ・
    ニボルマブ
    (抗PD-1抗体)

    ニボルマブ
    (抗PD-1抗体)
    オプジーボ・
    ニボルマブ
    (抗PD-1抗体)
    とは?

    がん免疫療法(NK細胞投与)NK・T細胞療法と併用し免疫機能を高めるニボルマブ
    (抗PD-1抗体)
    オプジーボ・
    ニボルマブ
    (抗PD-1抗体)
    の点滴治療

  • イピリムマブ
    (抗CTLA-4抗体)
    ヤーボイ・
    イピリムマブ
    (抗CTLA-4抗体)

    イピリムマブ
    (抗CTLA-4抗体)
    ヤーボイ・
    イピリムマブ
    (抗CTLA-4抗体)
    とは?

    CTLによるがん(細胞)の破壊する働きを助ける免疫チェックポイント阻害剤

  • 2種類の免疫チェックポイント阻害剤の併用療法

    免疫チェックポイント阻害剤併用療法とは?
    ニボルマブ
    (抗PD-1抗体)
    オプジーボ・
    ニボルマブ
    (抗PD-1抗体)
    イピリムマブ
    (抗CTLA-4抗体)
    ヤーボイ・
    イピリムマブ
    (抗CTLA-4抗体)
    併用がん免疫療法(NK細胞投与)NK・T細胞療法でがんの治癒率が飛躍的に伸びる可能性があります。

  • アクセル+ブレーキ療法®コラム

    免疫療法のアクセル+ブレーキ療法®とは?
    従来の各種免疫細胞の活性化(アクセル)と、がん細胞の反撃を抑える免疫チェックポイント阻害剤(ブレーキ)を併用した新しい治療




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